2024札幌大会が2024年12月7日~8日の日程で北海道大学(北海道、札幌)にて開催されました。
大会前日の2024年12月6日にはエクスカーションも開催されました。
総勢193名の参加となりました。
12月6日
エクスカーション
エクスカーションでは、北海道大学スマート農業研究センターと北海道ワイン教育研究センターの見学を行いました。
12月7日
大会開催の挨拶
大会実行委員長である曽根輝雄教授から大会開会の挨拶がありました。
一般講演(口頭)
23題の口頭発表がありました。さらにポスター発表者による2分間のショートプレゼンテーションも行われました。
総会
総会を開催しました。本年度の事業報告および決算報告が行われました。次年度の事業計画および予算報告も行われました。次期役員選挙についても報告が行われました。
特別講演
野口 伸 教授(北海道大学大学院農学研究院長・農学院長・農学部長)による「スマートヴィンヤード最前線」の講演が行われました。
情報交換会
ホテルマイステイズ札幌アスペンにて情報交換会を開催しました。今回は会場都合により先着100名とさせていただきました。参加できなかった方には大変申し訳ございませんでした。
情報交換会では、大会実行委員長である曾根輝雄教授、大滝敦史氏(日本ブドウ・ワイン学会会長)、寳金清博教授(北海道大学学長)、安井 美裕氏(池田町 町長)、後藤奈美 氏(酒類総合研究所)による挨拶がありました。
情報交換会中盤では、次年度大会(2025甲府大会)の実行委員長である奥田徹教授(山梨大学)より挨拶がありました。
また、多くのワイン関係会社よりワインを提供いただきました。心より感謝申し上げます。
12月8日
一般講演(ポスター)および企業展示
16題のポスター発表がありました。会場では活発な質疑応答が行われていました。また、同会場に産業会員による企業展示も開催されました。
学会賞 授賞式および受賞者講演
2024年の学会賞は以下の方々が受賞され、会長より賞状が授与されました。また、受賞者による講演も行われました。
2024年論文賞:「ワイン原料用ブドウ生産者が持つ農地保全効果についての考察-長野県千曲川ワインバレーを対象に-」
小田昌希((公財)ルイ・パストゥール医学研究センター(現在)高知大学農林海洋科学部)
2024年技術賞:「甲州オレンジワインの醸造技術に関する研究」
小松正和・佐藤憲亮・木村英生・恩田 匠(山梨県産業技術センター)
セミナー
今大会ではセミナーも同時開催され2演題の講演が行われました。
- 「ワインが媒介する新たな北海道経済の創出に向けて ~事務局構築の現場から見える可能性~」岩井 宏文 ((株)GB産業化設計 代表取締役
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「A New Era in Nursery Stock and Grafting: Responding to Global Warming and New challenges
(苗木と接ぎ木の新時代: 温暖化と新たな取り組み)」 Emmanuelle Doute(Wax & Grafts社 CEO)
大会発表授賞
口頭発表およびポスター発表者は厳選な投票の結果、以下の2名の方に授与されました。
口頭発表の部
○柳沢佳奈子(キリンホールディングス㈱ 飲料未来研究所)
「無菌培養植物によるブドウべと病菌の継代培養技術確立」
ポスター発表の部
○大田夢子(山梨大学ワイン科学研究センター)
「ジグルコシドアントシアニンの高分子色素への変換とワインへの影響」
閉会式
曾根輝雄教授より閉会の挨拶が行われ、2024札幌大会が無事終了致しました。
大勢の皆様のご協力とご参加に感謝申し上げます。