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レポート

日本ブドウ・ワイン学会 2023名古屋大会の報告

2023名古屋大会が2023年12月16日~17日の日程で名城大学(愛知県、名古屋)にて開催されました。

 

4年ぶりの全面対面での開催(2023年12月16日から17日まで)となりました。

 

総勢163名の参加となりました。

 

12月16日 

大会開催の挨拶

大会実行委員長である中尾義則准教授と名城大学農学部長 氏田稔教授から大会開会の挨拶がありました。

 

一般講演(口頭)

19題の口頭発表がありました。さらにポスター発表者による2分間のショートプレゼンテーションも行われました。

 

特別講演

加藤雅士教授(名城大学)による「愛知の発酵食の魅力と大学ブランド清酒の開発 」の講演が行われました。

 

総会

総会を実施致しました。

 

研究会

研究会では、大会実行委員長である中尾義則准教授、大滝敦史氏(日本ブドウ・ワイン学会会長)、小原章裕教授(名城大学学長)、後藤奈美 氏(酒類総合研究所)による挨拶がありました。

研究会中盤では、次年度大会(2024札幌大会)の実行委員長である曽根輝雄教授(北海道大学)より挨拶がありました。

 

 

12月17日

一般講演(ポスター)および企業展示

12題のポスター発表がありました。会場では活発な質疑応答が行われていました。また、同会場に産業会員による企業展示も開催されました。

 

学会賞 授賞式および受賞者講演

2023年の学会賞は以下の方々が受賞され、会長より賞状が授与されました。また、受賞者による講演も行われました。

 

2023 年功績賞:「日本ブドウ・ワイン学会の運営並びに日本のブドウ・ワイン産業の発展に対する貢献」

後藤奈美(酒類総合研究所)

 

2023 年功労賞:「日本ブドウ・ワイン学会誌の編集、刊行および社会科学分野の論文掲載への多大な尽力」
小田滋晃(ルイ・パストゥール医学研究センター)

 

2023 年論文賞:「⼟壌特性と収穫期直前のかん⽔がワイン用ブドウの果実品質に及ぼす影響」
石井章夫・鼠尾まい子・板垣 芳・斯琴巴図・新井由紀・藤原正幸(ヤンマーホールディングス株式会社)・中尾義則・河合美波(名城大学)

 

2023 年技術賞:「ワインの産膜汚染防止のための基礎的研究」
渡辺(斉藤)史恵・中川洋史・岸本宗和・久本雅嗣・奥田 徹(山梨大学)

 

セミナー

今大会ではセミナーも同時開催され2演題の講演が行われました。

 

1.「データで見る酒類産業の多様化と,ワイン業界の課題」 喜多常夫(きた産業(株)) 

 

 

 

 

2.「日 EU・EPAを契機として新たに認可となった食品添加物を利用したワイン製造技術について」 川上晃(シンワフーズケミカル(株)) 

  

 

大会発表授賞

口頭発表およびポスター発表者は厳選な投票の結果、以下の2名の方に授与されました。

 

口頭発表の部

○貝沼元気

「ワイン用樽材から抽出される糖類に関する研究」

 

ポスター発表の部

○三上法香(山梨大学ワイン科学研究センター)

「甲州ブドウの矮性育種に向けた植物ホルモン応答遺伝子VvSAUR50 の機能評価」

 

閉会式

中尾義則准教授より閉会の挨拶が行われ、2023名古屋大会が無事終了致しました。

大勢の皆様のご協力とご参加に感謝申し上げます。

 

 

 

 

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